【Sims4】私の世界へようこそ

我がワールドのシムたちの記録を残すブログです。

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ワーストスキンシップ・後編《俺たちの大学物語#12》

「ごめん!遅くなったわ!」
「アァ・・・ね、姉さん!


正座スチャ
「ハァハァ・・・あ~本当だウチの弟だわ・・・服装とか全然普段と違うけど」
「やっぱしッスか?なんかカレセンに欲情してたんスよ~」
あ、その人ジョノア先輩のセンパイッスよ
「センパイのセンパイのオネ~サン呼んだんかァ」


「で?なんでそんな事したのよド陰気のアンタがさ」
「み、魅力的だったから・・・姉さんもよくヴァレックス君の事を話していたから・・・」


『キム姉どういうハナシしたんスか?』


「え?ムチパツ純粋底知らずの絶倫って踏まえた上で想像上のプレイを語っただけだけど?」
『あ~それはこじれるっス』


「・・・少し強引に押したら少しくらい受け入れてもらえるかと思って・・・」
後は流れでどうにかなると・・・
ソレも私が考えたストーリーの一部ね。次回の連載で考えているわ」


「キム姉、弟の思考をこじらせてるっス」
「なんのハナシ~?」


「ま、なんにせよコイツ振られたんでしょ?アル、これは現実で真実なんだから、受け入れなさい。愛の形は様々でも、思いやりを忘れちゃいけないわ」


「・・・・」


「姉さんの妄想にほだされていたのは理解してた。でも魅力的な人だと思ったのは本当で・・・すまなかったヴァレックス君」
「(私も今日初めて本物見たけど我が弟が魅かれるのもわかるわ)」
私体格が大きいのがメインだものね


「なんかよくわかんないケド、オレ褒められてる?」
「褒め・・・てんスかね?」
「も~あのヘンなさわさわしなかったらァだいじょぶ」
「ハハ・・・玉砕した今、そんな度胸も消えた気がするよ・・・」
「(ふ~ん感触は帰ったら聞き取ろうかしら)」


「あ~アタシお腹すいたっす!解決したならゴハン行きましょうよ!」
「そ~だね~オレ食べたばっかりだけど安心したらハラ減ってきた」


「じゃあ、ウチのバカ弟のお詫びに私が奢るわ」
「「 ヤッター☆ 」」
「バカ弟は一回帰って服、着替えてきて」
似合ってないのよ
「ハイ・・・」



「ったくアンタ最近カラコンだの化粧だのちまちま聞いてくるのおかしいと思ってたわ」
「いつものこの状態だと・・・なんだか自信持てなくて」


「あァ~!バスケのトコでぶつかっちゃったヒトだったのかァ!」
「アハハ・・・よく覚えてるね。そうだよ」


「講義の合間に君のことをこっそり見てたんだ・・・声を掛けるときも、友達が周りにいなくなった時だけ・・・あの二人が芸術の授業を取ったと知った時は大きなチャンスだと思ったよ」
オブジェ清掃があるからね


「アンタヤバいわ」
警察呼ばれなくてよかったわね~
「姉さんに言われたくはないけど・・・今冷静になってみると・・・そうだね」
「私はあくまで仕事と趣味で世界を考えているのよ」


「本当にもう付きまとったりはしないよ。都合がいいかもしれないけど、失恋したからちゃんと身を引くよ。改めて申し訳なかったヴァレックス君・・・」
「いえいえ~なんだかフツーになったっぽいんで、だいじょうぶです~」
「まぁ・・・好きじゃなくなった訳じゃナイんだけど・・・
「ん?最後なんて?


ブワ!
突然のライトアップ!
この区画自作なんですが夜が更けないと電気がつかんのです。


この後は談笑タイム~

「ジョノアちゃんたらそんな風に言ったんデスかァ?あの日は何十回もしてないよォ」
「アラ⁉そうなの⁉じゃあ何回なの⁉」
「たぶん~その回数はジョノアちゃんのなんじゃないかなァ」
なっ・・・やっぱりジョノアも大概なのね⁉そしてアナタのテクも・・・⁉」


ヒッデェハナシしてるッスね~ジョノア先輩が聞いたら怒られるッスよ」
「(・・・ヴァレックス君の正式な回数が知りたい)」



それからしばらくして

「あ・・・」
「ん?」


「君はたしか・・・」


「芸術学部のアルバード君?」
「あ・・・うん。そうだよ・・・アルバード・ハルフォード」


「ずいぶん前会った時と雰囲気が違うね?芸術の一環かな?」
「ええと・・・」
「良かったら隣にどうぞ」




「なるほどね、そういう訳があったんだ」
「・・・君はもう僕の正体に気づいていると思ってたんだけど」
「なぜ?」
「・・・前に芸術の授業で一緒にオブジェ清掃してたんだよ・・・」
「え・・・?ええと・・・ごめんね?」


「いや、いいんだ。僕はこんな奴だし。目立とうともしていないし」
「でも、積極的なアプローチをしていたようだけど?」
「・・・影響を受けやすいんだ僕って。大学生の間に楽しい思い出!とか学生恋愛!とか周りの皆が騒いでいると、そうしなければならないのかなって考えてしまう」


「芸術学部ってにコミュニケーション学科が近いから?」
「あ~・・・そう!そうなんだ・・・ウェーイって感じの人たち・・・」
「ハハッ確かに彼らの話を傍で聞いていたら影響を受けそうだ」


「もうすぐ卒業しちゃうなって時にヴァレックス君の事を知って、大学内で見るたびに気持ちが盛り上がってきちゃって・・・アタックしてみようって思ってしまったんだ」
「情熱的なんだね」
「そういう風に言ってもらえるなんてね・・・」
「相手がヴァレックス君で良かったと思うよ」
他の人だったら今は無いかもしれないね
「う、うん・・・助かったよ」


「っと・・・そろそろ僕は行かなきゃ」
「あ・・・うん。急に話しかけてごめんね」
「じゃ、これ僕の携帯番号」
「え・・・」


「ん?卒業前に新しい友人ができるのは嫌かい?」
「い、いや!そんなことは無いよ!決して!」
「ふふ、それならよかった」


「じゃあ!じゃあ今度一緒にご飯でも・・・!」
「うん?いいよ」
「あ、あと・・・一緒に読書、映画鑑賞、音楽鑑賞、ええと・・・!」
「・・・まぁ卒業前に全てやる必要は無いよ。卒業後だって時間が無くなる訳じゃないんだから」


「ジュード君ッ・・・・・・・・!」


「あ、僕も過大なスキンシップは遠慮しておくよ」



つづく


彼らの話している場所、Britechesterの敷地でしたわ~
やっちまったなァ