ジェニファー《俺たちの大学物語#16》
なんなんスかね~
スゲー腹が立つッス・・・
なんで拒否られたんスかねアタシ
アタシ、ラブラブ~とかそういうの好きじゃないんス
あ~いうヤツを掌握したいんスよ
そりゃ少しは気に入ってる部分が無くはないッスけど・・・
まさかノーを食らうとは思ってなかったッス
「は~・・・クソオヤジ~・・・」
選り好みしてんじゃね~ぞ~・・・
イライラ
PrrrPrrr
「・・・ママ?なんスか?・・・あぁ店の例のアレッスか」
「へぇ、良かったッスね。プログラマ見つかったんスね~」
アタシのママってレストランやってんスけど、店のシステムを全部デジタル化してーとかでプログラマ探してたんスよね。
ママもわがままだからどこに頼んでも内容がムチャクチャで断られてたんスよねェ・・・
「へー。サイトもリニューアルしたんスか~」
見てみるっス
「おぉ~大昔のサイトのようだったのにすっかり今風ッスねェ」
「めちゃイイッスね!へぇ~会社じゃなくて個人の仕事ッスかコレ?パネェ~」
「・・・・・・・・ハァ?」
ダ
ダ
ダ
ダ
ダ
「デヤーーー!!ッス」
「ウオォ⁉⁉」
「・・・・何をするんだ・・・」
「話は聞かせてもらっッスよ。どーーーいうつもりッスか」
「なにがだ」
「ウチのママんトコにアンタが就職したって聞いたッス」
「・・・・正しくは短期契約のようなものだ・・・」
「偶然なワケないッスよね?どういうつもりッスか?」
「・・・・・・・」
「オイ黙ってんじゃねぇ」
「良いと思って志願したら通っただけだ」
「何が良いと思ってッスか」
「アタシが関係ないっつーならもう聞く必要ないんスけど、ソコどうなんスか?」
「・・・・・・・・・」
「ねぇ、アンタアタシの事気に入ってるんスか?」
「まぁ・・・・・・・」
「じゃあなんなんスかこの間のは」
「俺はもう歳だから良いんだよ。お前みたいな女は遠目で見てるくらいで丁度良い」
「は?理由ソレ?キモくないッスか?」
ストーカー宣言スか?
「お前もまだ若いんだから俺なんかに構わんでもいいだろう」
「え?コイツマジで言ってるんスか?」
「もう放っておいてくれ~・・・・」
「犯罪者を放っておけるか~いw」
「俺も出過ぎたことをしたと思っている。契約が済んだら終わりだから勘弁してくれ・・・」
報酬が良いんだ・・・
「ウジウジグズグズと・・・」
「あーもう埒が明かないッス。ちょっとツラ貸せや」
ズルズル
「ウオ!何だやめろ!ち、力強いなお前⁉」
「要するに童貞拗らせて考えがバグってるんスよね?」
ズルズル
「何を言うか!オイ離せ!」
「ハァ、最初からこうしちまえばよかったッス。結局ヤることヤんなきゃ話が進まないんスよねこういうのって・・・」
「離せと言ってるだろうが!」
「ウルセェなぁ。今から全部わからせてやっから覚悟しろ」
「な・・・・・⁉」
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Britechesterの美しい風景です
Britechesterの美しい風景です
Britechesterの美しい風景でした
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「ウィ~ス」
「ジェニコー、デカセンパイ知らん?お部屋におらんの」
「さァ?」
「ジェニコ元気なった?」
「ん~?わかるッスか?」
「ンーなんとなくだケド楽しそう」
「へェ~意外と鋭いッスね」
「・・・・・」
『何かイイコトあったん~?」』
「ヘヘ~!それはナイショッス☆」
「わ、悪くない・・・・・」
ウム・・・・
つづく