相思想《ルームシェア#05》
自己紹介はセクシーに!
かつ大胆に!
スムーズな進行!
ドヤ♡
まぁタイプかどうかはさておきッスけど~?
。
。
。
「ジェニー、最近どう?」
「何がスか?」
「うーん、色々?」
「手当たり次第オトコ、引っ掛けてますよ」
「先輩もどうスか?」
ズイ
「・・・ジェニファー」
「君は僕のタイプではないんだ」
ごめんね。友人としては好きだけど
「チッ・・・ムカつく~ハッキリ言う~」
ま、アタシも同じッスよ
「その方がいいでしょ?」
「ま、そうなんスよねぇ」
「駄目だよ、こんな事ばっかりじゃあ」
「ねぇ、君が素直になるんじゃあ駄目なの?」
「なんのハナシですかァ?」
「もう2人してソコははぐらかすね!
でも・・・君は自分を大事にしてね」
普通に心配だよ
。
。
。
・・・・わーかってますって
でも仕方が無いんスよ。
アタシはマジになるだけ
虚しい結果になる星に生まれたんスよ
適当に手を抜いて
自分に本気になってくれそうな人探して
駄目だったらまぁいっかで済ませて
自分だけ楽して
相手にばかり期待して
勝手に落胆して
結局、虚しいな・・・
ダメじゃん
ただいマイシューノ
大学ンときは完全に遊びだったから
気が楽だったんスね
付き合うって考えると
意外と欲が出てくるつーか・・・
「おはよぉイアンちゃん♡」
「フン・・・お忙しいことで」
その呼び方やめろ
・・・何がイイかってさぁ
ケッコー無理矢理迫っても
目を合わせてくれる所とか?
最後まで対面で
出来る所とか?????
昨晩の男は早々にバックスタイル
そんで顔も見ず終わり!!
・・・・・その他諸々・・・・・ッス
そういう奴がイイんスよ・・・・
今のはあくまで
イメージッスから・・・・
あしからず・・・・
・
・
俺が心配することは何もない・・・
アイツは色々無茶苦茶だが
家事も仕事も社交性も優秀な方だ
ああいう時も
イイ顔をするしな・・・・
ウム・・・
まぁいい経験をさせてもらったモンさ
「アタシ、アンタのコトわりと・・・・」
・・・随分前の記憶だな
もう有効期限は切れているだろう
まぁその後にも色々あったが
総じていい思い出だ
だから
さっさと諦めが付く事が起これば・・・
俺には何も出来ない
するつもりも無い
つづく